個別受注生産における在庫管理の考え方とは?【2】

 個別受注生産を行う企業の在庫評価については、半製品については仕掛在庫評価(製番仕掛在庫)を行い、
共通部品については最終仕入か、総平均法、移動平均法などにより在庫評価をいたします。

在庫入力

 共通品在庫については、製番紐付きでなく、事前にストックするために品番(社内品番)で発注仕入を行い在庫をプラス計上いたします。
組立をする前には、共通部品払出にて、在庫をマイナス計上し、半製品(製番仕掛在庫)への在庫振替が行われます。

 この共通品から、半製品(製番仕掛在庫)への在庫振替をする作業を、在庫点数が多い場合に手作業で行なうと非常に大変になります。
 共通品在庫を多く持つ工場では、この処理をシステム化をすることにより、工数低減ができます。

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